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自然との共生。人との共生。

定期的にみてしまう好きな映画。

リトルフォレスト

東北の小さな集落でほぼ自給自足の生活をしている❝いち子❞のお話。
夏/秋と冬/春があるけど、見る順番は夏/秋から。


初っ端のストーリーでいち子はストーブをたく。
夏にストーブ。薪ストーブ。
煙突付きの薪ストーブは部屋が乾燥するから、湿気撃退のために暑くてもストーブをたくのだそう。
ちなみにただ暑いのもしゃくだからって言って、いち子はストーブを利用してパンを焼く。

霜の心配がなくなったらこれをする。
冬に備えてこれをする。
この野菜を育てるのはこの方法が良い。
来年のために今のうちにこれをする。

いち子は全部お母さんから習ったって言ってた。
今はお母さんいないから近所のひとにも教えてもらったり、助けてもらってたり。


自然のサイクルに沿って自然と共に生きる。
自然の実りをいただく。

畑で野菜を育てて田んぼでお米をつくる。
植え方や育て方なんかも知識と経験の積み重ね。
自然のサイクルに関する知恵も。
積み重ねの継承。

自然との共生。
ひととひととの共生。
そして継承。

自給自足=生きるために生きる
のように感じる。


わたしを含め自給自足でないひとが多い現代社会。
人間は一人では生きられなくて、たくさんのことを他人に助けてもらって生きている。
一人では生きられないというのは物質的にも精神的にも。
むしろ誕生からそういう生き物。


この映画を見る度刺さる話がある。
ユウ太の話。
ユウ太は一度田舎を出て都会で暮らしていたが戻ってきた、いち子の一つ年下の後輩。
↓↓↓

実際にやったこと

そのなかで感じたこと

考えたこと

じぶんの責任で話せるのはそれだけ。

それをたくさん持ってるひとを信用するし尊敬する。

なんにもしたことないくせに

なんでも知ってるつもりで

他人が作ったものを右から左に移してるだけのやつほど威張ってる。

薄っぺらな人間の薄っぺらなことばを聞かされることにうんざりした。

他人に殺させといて殺し方に文句つけるようなそんな人生は送りたくない。

中身のある言葉話せる生き方してきた地元の人や親は尊敬できる。

リトルフォレスト劇中より


この映画からじぶんが何を感じるか、実際に見て体験してほしい。