情報収集から見えてきたもの
行くと決めたらまずは情報収集から。
内定出た時点で親には言ったんやけど、とりあえず『あかん』て言われた。
海外は旅行にしといてくれと。
ちなみに親は私が海外行くたびにさらわれるとか殺されるとか言ってくる。
心配してくれてるのはわかるけど煩わしいから、前以てはほとんど伝えんくなってしまった。
さすがに連絡取れへんかったらあかんと思うから、一応現地から今ここにいるから連絡はLINEのみで、とかは言うようにしてる。
あ、さすがにスカイダイビングしたときは何も言わんかったな。
・・・やったって言ったっけ？
まいっかｗ
そもそも私は家族の中では異色で考え方がまるで違うねんなー。
私は“火”強めやけど家族は“地”強め。
現実的で保守的すぎて私にはおもしろくなかったり、勢い殺されて萎えることもたびたび。
勝手に疎外感を覚えてることも多々ある。
あ、決して嫌いとかそんなんではなく！
補足情報としてうちの家族のことを少し。
たぶんうちは世間一般からみてすごく仲良し。
父と母もすごく仲良し。
3人きょうだいで母含め全員父をたて、父の言うことは絶対。
それは強制ではなく自然とそうなっていて、父のことが好きだからである。
よく耳にする
「お父さんの洗濯物と一緒に洗わんといて！」
「お父さんくさいし嫌い！」
「お父さんうざい！」
みたいのは一切ない。
毎年父主催で家族のお食事会が開催されてその日は絶対全員集まる。
それくらい大切に思っている。
さて、本題に戻る。
反対されたら終わりではなく、私はまじでやりたいと思ったらちゃんと話す。
で、いつもちゃんと話したら好きにさせてくれる。
そんな両親には感謝してる。まじで。
今回は親の協力が必須やと思ったから、私はちゃんと全部考えてるよ！！やから協力お願いします。って言うために情報収集が不可欠やった。
だって金銭面での援助もほしいし、必要なもの送ってもらったりもしてもらわなあかんし！
まず日本を離れるにあたって契約状況の確認。
家や携帯等の通信関係や習い事。
日本での公的な制度の確認。
これは住民票、年金、社会保険等。
ある程度自分で調べて社労士さんにも詳しく話を聞いた。
同時にマレーシアではどうなるのか。
住宅事情そのものは良いけど周りの環境は？
このあたりは先方に訊ねた。
そんなことをしていると今まで見えてなかったものが見えてきた。
私は自由でありたいと願いながら実際は数々の年数縛りの契約。
私はいつでもどこにでも行けるように、と願っていたはずなのに、契約した年数は必ず日本国内にいるって無意識に決めてた。
もちろんお金を払えば良いだけの話なんやけど、私が言いたいのは心もちのはなし。
そして何よりも感謝の気持ちが溢れてきた。
私は国にめちゃめちゃ助けてもらっている。
安全で安心できる国で生活している。
当たり前に受け取っていたどころか、意識したことさえなかった。
ありがたいなぁ・・・・・
素直に心の底からそう感じた。
私は好んで今の状況を選んでいた。
頭では理解しているつもりでも、やっぱりわかってなかった。
これはこの先もそうなんやろうと思う。
今の会社が嫌！ってこのままマレーシアに行くのは簡単なこと。
でもこのまま行っても今までと同じなんじゃない？
飛び込んで行っちゃうことはネタになるしおもしろいけど。
逃げるの・・・・・・？？
今まで次いくって決めたら今いるところは投げ捨ててきた。
今回は全部清算しようと思った。
今の会社に対する私の考え、私が思っていること、 転職を考えていること、すべて社長に話すことにした。
つづく！